創作物語 第20話 重たい岩男

たけたろ

2009年03月03日 23:50

今日はひな祭り。

ひな祭りにちなんだ話を・・・な~んて言ったところで
我が家はほとんど無縁の世界ですねぇ。

なんてったって、

長男坊! 次男坊! 三男坊!!

ですから

創作物語も20回まできました・・・

3/3 火曜日 20作目

水の妖精の3兄弟、今日はいつもの森に来ています。

森の片隅で、騒ぎが起きています。昨日まであった大きな木が、
根から引き抜かれて大きな穴があいています。

木の上の遊び場、木陰、根っこが支えていた土・・・
いろんなものがなくなって動物達がさわいでいます。
後片付けをした後、モグラくんの家に遊びに行くと、
モグラくんが自分の家の上を岩がふさいでいて入れないと
大騒ぎしています。

巨大な岩と思ったのは、以前ピラミッドの中で金と銀の冠の晩を
していた岩男でした。大きないびきをかき、さっきなくなったと
騒いでいた大きな木を枕にして寝ています。
三男のKくんはおなかによじのぼって起こそうとしますが、
Kくんがいくらたたいても起きません。

岩男をどかすため、長男のSくんが動物達に指示して
森の中から丸太のかわりになる木を集めてきます。
岩男の足元に丸太を並べ、今度は周辺から穴をほって
岩男の体の下に丸太をねじこみます。
(てこのようにして)岩男の体を少し持ちあげては、
そのスキに体の下に丸太を通すことを繰り返します。
並べた丸太の上に岩男をのせ終わると、
今度は丸太の上で岩男を転がして押します。

Kくんは旗をふって応援します♪

なんとか10mほど移動させたところで岩男が起きます。

次男のMくんは、もっと早くおきてくれれば
こんなに苦労しなかったのにとグチをこぼします。

岩男は、冠がなくなってしまったので番人の仕事をクビになり、
仕事をさがしていたといいます。
できれば、ずっと寝ながらできる警備の仕事がいいとも。

3人はちょっとあきれましたが、自分達のせいで
仕事がなくなったので同情します。

そのときSくんがいいことをひらめきます。
岩男が引き抜いてしまった木のところに、
代わりにいてもらうことにしたのです。

岩の上は遊び場になり、適度な木陰ができました。

岩男は体が苔でびっしり覆われても、
喜んでそこで仕事を続けました。
寝てるだけですが・・・



ストーリーはつくれたのですが、ちょっと笑いが足りなかったかな?

まぁまぁの評価でした


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