創作物語 第10話 魚を海へ

たけたろ

2009年02月06日 23:00

子ども達に寝るときに聞かせてあげてた創作物語。10作目まできました。

本当はその間に「没」になったネタが1本あります。
即興でやろうとしたら、話終わるまで自分が持たなかったのです。
今度は帰りの中央線で考えてのリベンジです・・・


2/5 木曜日 10作目

妖精の3兄弟が、多摩川上流に遊びに行きます。

川で遊んでいると、川を下れなくて困っている鮎に出会います。
ダムで川がせき止められていて、下る道がわからないというので、
長男のSくんは魚道を教えてあげます。

心配になって一緒についていくと、途中で岩が川をふさいでいて
僅かな隙間しかありません。
次男のMくんは、お尻アタックで岩を転がして道をあけます。

中流までくると、汚れた油が川をよごしていて通れなくなってます。
Mくんが、お尻アタックでどかそうとしても、ツルンとすべって押せません。
Sくんはママ妖精から渡された魔法の道具「石鹸マン」を使って、
油の集団を押さえつけてもらってから押し流します。

最後に巨大な壁がでてきます。
どうがんばっても押せなくて困っていたら、
空から水の妖精がいっぱい応援にきます。
みんなで押してあともう少し!というところで、
最後に三男のKくんが「ちょこん」と押して壁を押し開きます。

こうして無事に下流に辿り着けた鮎は、
兄弟にお礼を行って去っていきました。




「お尻アタック」と「ツルン」がウケてました・・・

毎回合格点をいただくのも、結構大変です。

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