生物に化学 ~高等部の授業~
28日の土曜日に、学校で開催された講座を聴いてきました。
演題は「高等部で生物を学ぶ意味」、
講師はドイツから来られたディドゥヴィスツス先生です。
※詳細は
コチラ
正しくシュタイナー教育を語ることはできませんが、
講座を聴いて改めて実感したことを自分の言葉で書いてみます。
1)本質が何かを思考する力が大事!
私が高校の頃は、理系と文系で分かれていて、
理系の中でもさらに教科を選択するようになっていました。
でも、この学校では、全ての生徒が物理も化学も生物も学びます。
そんなに短い時間で学習しようと思っても、
内容が薄くなってしまうのではないの??
・・・という懸念は正直持っていました。
でも、授業での教え方の例を聞いてみて、
本質的な部分にうまく絞って教えようとしてるのだな
と感じました。
「知識を全部教えるのはムリ。
どうやって自分で調べるように気づかせられるか」
というスタンスなんですね。
常に人間と自然、環境とのつながりを意識して考えるようになっていて、
「教室の中の話」に閉じていないのが印象的でした。
2)高等部になって、ようやく"実"が刈り取れる!
シュタイナー教育では小学部から高等部までの
全ての授業がつながっていて、高等部までやって意味があるということです。
例えば化学で言えば、元素記号や周期表は中学生の間は登場しません。
「え?そうなの?」
と思ってしまいますよね。
ですがこの時期は、例えば「酸」や「アルカリ」に関する実験・体験を通じて、
本質が何かを経験することに主眼が置かれています。
高等部に進んでからそれらを抽象化して、データに基づいて科学的に
整理する力を身につけるカリキュラムになっています。
ですから、中学部の内容だけ聞いていると、
周期表も知らないでいいの?と思ってしまいますけど
そんなことはない訳です。
自分自身が学んできたやり方とは違いますけど、
それはそれで芯の通ったカリキュラムだと感じました。
少なくとも、
「将来役に立たないことを、無理矢理暗記させられてる!」
と感じながら勉強することはないだろうな、と思います。
長文ですみません・・・
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