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たけたろ
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はじめまして、立川市在住のたけたろです。
3人の男の子の父、4人の「こども」に手をやく母の夫です。
自然が豊かで生活にも便利な「たま」が、これから先もずっと
素敵なところであってほしいと願ってます。
職業はシステムエンジニア、趣味は自己啓発と子供と遊びにいくこと。
一応体育会出身ですが、最近はメタボの影におびえてます・・・。
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創作物語 第32話 巨人の背丈(前編)

2009年04月06日

最近「バイ菌博士」に頼ってばかりですので、
原点の”サイエンス”に立ち返ってみました。
…本人はそのつもりです。


4/4 土曜日 32作目


水の妖精の3兄弟が森に遊びにくると、
ひとりの男が寝そべって考え事をしてます。

風変わりな格好をした3兄弟を見て、
男は近づいてきて話を始めます。

しばらく話をしていると、男が
「王様から出された難題」の話をはじめました。


王様の難題とは、
「海と砂漠と空に住んでいる巨人が
 どれほど大きいかを知りたい、
 王様の背の何倍あるかを測って、
 証拠と合わせて示すこと」
という内容でした。
男は王様の背丈と同じ長さの棒を持っています。

3兄弟が、その巨人達なら知っていると言うので、
男はもし助けてくれるのなら、
できる限りのお礼をすると約束します。
3兄弟は面白そうだったので、引き受けることにします。
男から棒をあずかり、早速でかけます。

まず、証拠を残せるように、ママ妖精からカメラを
借りてきます。特別な合言葉を唱えないと動かない、
魔法のカメラです。

最初に海底に住む巨人に会いにいきます。
棒と比べるのが難しいので、巨人に頼んで海底に
寝そべってもらいます。
海底に跡がくっきりと残ったので、それを測って
最後にカメラで撮影しました。

次に砂漠に住む巨人に会いにいきます。
砂漠の巨人は頑固者で、寝そべったりしてくれません。
おまけに体の表面が炎で包まれているので、うっかり
近寄ることもできません。
そこでSくんの考えで、巨人と棒の影の長さを比べることで
背丈を計算して求めることにします。
ここでも最後にカメラで撮影しました。

最後に空に住む巨人に会いに行きます。
空の巨人は親切でしたが、体が透明で見えません。
どうしようかと考えていると、Kくんが魔法のカメラで
撮った写真に、巨人の姿が写っています。
魔法のカメラに写ることがわかったので、
棒を巨人に持ってもらい、写真上の長さを比べることで
背丈を計算して求めます。





後編に続く♪




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